通り雨

通り雨
以前から、いえ～昔から「何故そお言われるのか?」の事を余り意識しない夏の風物詩。
が、今日、どうしてそう言われるのかが解った気がする。

私は歯医者の帰り。母は買い物の帰り。ダイエーで落ち合って、荷物持ちしながら帰る予定としてた。
一応私の歯医者が早々と終わったので、さくさくダイエーに向かって、母と落ち合い、買い物をするだけして～そして帰途につこうとして居たところに、ポツポツと雨が降ってきた。
私「雨やね～降ってし～」
母「降ってたじゃ無くて、降ってるのね～」
私「んだ～。ちょい濡れるかも知れないなぁ」
とりとめの無い会話をしながら、家の方に歩いて行っていた。

市役所のところは少し坂道に成っていて、そこを降りきったところで、その「通り雨」を見た!!と言える。
私「お母ちゃん!!あれ!!!こっちはそんなに酷くないのに、向こうの降り方酷いよ～!!これが通り雨なんだねぇ～徐々に向こうに行ってるし～」まるで境界線のごとく雨の降り様が違うのだ!!
正直な感想、少し新鮮に見えた。が、その思いもそこ迄・・・雨が戻ってきたのだ。
戻ってきたらもぉ言うまでも無い。私たち親子はほぼ濡れ鼠で帰宅する事に成った・・・。

言葉では良く聞く通り雨。目の当たりにしたのは、人間ン十年してて、初めての事だった。
明後日も通院日。降るのは構わないが、出来るなら帰宅してからにして欲しいものだ。

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